当サイト管理者が所属する研究室(京都大学大学院工学研究科化学工学専攻プロセスシステム工学研究室)において,学生に読んでもらうために用意した書籍を紹介します.
ここでは,研究室の本棚に並ぶ,論理的に考える力,書く力を身に付けるためのテキストを紹介します.
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 著者: バーバラ ミント マッキンゼーをはじめとする世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えるバーバラ・ミントが,独自の文書作成術を披露した本.原著 The Pyramid Principle: Logic in Writing & Thinking はロジカルシンキングの古典的名著として名高いが,残念ながら,本書の翻訳は評判が悪い... できれば,原著を読みましょう. |
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル 著者: 照屋華子,岡田恵子 コンサルティング大手マッキンゼーのエディターとして活動している著者が,「ロジカル・コミュニケーション」について解説した書籍. 何のためにコミュニケーションをするのかという本質的な問いから始まり,目的を達成する(相手を納得させる)コミュニケーションを行うための技術として,話の漏れや重複をなくす「MECE(ミッシー)」と話の飛びをなくす「So What?/Why So?」を紹介している.演習問題も豊富で,特にビジネスパーソンには参考になるだろう. |